図書館員のおすすめ本
100万回生きたねこ
紹介文
以前、「司書」資格を取得するため夜間学校に通っていた頃、絵本50冊を読んで感想文を書く課題がありました。大人が子どもに交じって絵本を読む恥ずかしさを持ちながら、夜な夜な図書館巡りをしたことを思い出します。その時に出会った絵本が、佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』です。 主人公の「ねこ」が何度も生まれ変わり様々な飼い主との出会いの末に大切なものを見つけます。読む年齢や立場で、それぞれ感じ方が違うかもしれませんが、この物語には世代を問わず楽しめる要素が含まれています。絵本が持つ時空が何年経ってもその新鮮さを引き立たせます。幸せの香りを放つ世界を味わってみてください。 数年前に絵本がキーワードとなる心理ドラマを見た時に、ふっと『100万回生きたねこ』のことを思い出しました。わたしたちの記憶の中には映像や、匂い、音楽、感覚から今まで育んできた記憶が一瞬にして甦ることがあります。みなさんも何年経っても心の支えになるような本を探してみてはいかがでしょうか?
紹介者 |
しまふくろう
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書名 | 100万回生きたねこ |
著者名 | |
分野 |
絵本
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蔵書検索 | |
所在 |
2F絵本
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請求番号 |
726.6/S
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