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紹介文

「君の膵臓をたべたい」というタイトルは、とてもインパクトが強いですよね。 しかしこの本を読み終わったころには、予想外の結末と、このタイトルに込められた意味に驚きを覚えることでしょう。 あらすじは、ある病院で男子高校生が、共病文庫というタイトルが書かれた本を拾います。 ページをめくるとそこには、膵臓の病気で長くは生きられないという内容が書かれていました。 その時、その本の持ち主に声を掛けられ振り返ると、そこにいたのはクラスメイトの桜良でした。 ここから二人の交流が始まっていき、彼女の秘密を知ってしまった彼は、彼女の死ぬまでにやりたいことに付き合うことになります。 様々な経験をしていく中で心を通わせていく二人ですが、突然、彼女は亡くなってしまいます。 死因は膵臓の病気ではなく、想像を超えるものでした。 この本は、日常や生きることのかけがえのなさ、命の大切さに改めて気づかせてくれる、心温まる作品です。

紹介者
アポロ
書名
君の膵臓をたべたい
著者名
住野よる
分野
近代小説
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所在
3F和書
請求番号
913.6/S