図書館で資料を探すとき、本の背に数字とアルファベットが記されたシールが貼ってあるのを見たことはないでしょうか。
　このシールは「請求記号」ラベルといって、その資料が何の分野であるのかを表しているものです。そして当館の資料は、この請求記号の順番通りに並んでいるので、数字を頼りに目的の資料を探すことができるわけです。
　この数字が表す意味は、「日本十進分類法」というルールによって細かく決められています。利用者のみなさんにとっては、あまり馴染みのない言葉かもしれませんね。
　今月の展示では、この「日本十進分類法」を簡単に紹介したいと思います。今まで意識しなかった数字の意味を理解することで、今後の資料探しに少しでも役立つならば幸いです。