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交換殺人には向かない夜

紹介文

千葉県にある架空の町「烏賊川市」を舞台に、「笑い」と「ミステリー」を織り交ぜた世界を描きます。
 作者である東川篤哉氏といえば『謎解きはディナーのあとで』が有名ですが、「烏賊川市シリーズ」も侮れません。街並みや、人物背景を理解すると笑いのツボにハマっていきます。まるで漫才ネタを読んでいるかのようなテンポで、思わずツッコミを入れたくなるような仕上がりになっています。特にシリーズ第4作にあたる本書『交換殺人には向かない夜』は、何度読んでも面白く、シリーズの中でも最高の仕上がりになっています。
 その他、シリーズ第7作にあたる『私の嫌いな探偵』は、福田雄一氏によって2014年1月~3月にテレビドラマ化されましたが、実写化するには難しい作品でした。ぜひこの作品も活字で楽しんでいただきたいです。
 「笑い」は人生に欠かせません。「笑い」があれば、どんな困難にも立ち向かえます。「笑顔」を絶やさず、前向きに人生を歩んでみてはいかがでしょうか?

※福田雄一氏 ドラマ『私の嫌いな探偵』(2014年1月-3月、テレビ朝日』脚本、『今日から俺は!!』(2018年、日本テレビ)脚本・演出、さらに、映画『銀魂』シリーズや『斉木楠雄のΨ難』など、独自のユーモアセンスで多くのファンを魅了します。また、2026年GWには目黒蓮主演『SAKAMOTO DAYS』が控えています。

 

 

紹介者
しまふくろう
書名 交換殺人には向かない夜
著者名
東川 篤哉
分野
近代小説.物語
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所在
3F和書
請求番号
913.6/H