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ロンドン・アイの謎

紹介文

 テムズ沿い川にあるヨーロッパ最大の観覧車『ロンドン・アイ』。そこに乗り込んだはずのいとこが消えてしまった。きっかり一周分、観察していたはずなのに。
「ほかの人とはちがう」頭脳を持つ12歳のテッド。彼は九つの仮説を立て、姉と共に推理をはじめるのだが――
 本書は児童文学ですが、秀逸なミステリーが展開されています。また、家族それぞれが抱える葛藤といったリアルなテーマも扱っており、とても考えさせられる作品でした。作中で明言はされていませんが、テッドにはASD(自閉症スペクトラム)の傾向が見受けられます。事件の真相へ近づく手がかりになっているだけでなく、その気質は彼の愛らしさを際立てています。
 大人が切り捨てがちな常識を、きっちり拾うテッドたち。色眼鏡のない彼らの視点を通して、一緒に謎解きをしてみませんか?

紹介者
北斗八星
書名 ロンドン・アイの謎
著者名
シヴォーン・ダウド [著] ; 越前敏弥訳
分野
小説.物語
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所在
3F和書
請求番号
933.7/D