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おまえレベルの話はしてない

紹介文

 棋士の世界、作者のドライな眼差し、研ぎ澄まされた言葉。
 冒頭から一気に物語へ引き込まれ、没入感が半端ないです。夢を追う者と、夢を捨てた者——どちらも救われず、それでも互いに寄り掛かりあう姿、友情を超えた切なさを感じます。
 芝の章/勝てない焦りや努力が報われない苦しみ、絶望、容赦なく胸を締めつけます。
 大島の章/悩み抜いた決断なのに、将棋から解放されない姿が痛々しい。
 奨励会の過酷さ、人生を捧げたその先に残る痛み、生傷だらけのむき出しの青春を真正面から描いた作品。荒削りな、それでも勢いを感じさせる、心に突き刺さる一冊です。

 

紹介者
しまふくろう
書名 おまえレベルの話はしてない
著者名
芦沢 央
分野
近代小説.物語
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所在
3F和書
請求番号
913.6/A