図書館員のおすすめ本
アフターブルー
紹介文
葬儀会社に就職した東雲は、彼らの処置に深く心を奪われ、厳しい研修に身を投じていく──そこは、激しく損傷した遺体を、生前の面影へと近づける「特殊復元処置衛生課」。
本書では、さまざまな遺体と向き合うなかで、自身の迷いや恐れに直面していく納棺師たちの姿が描かれる。不慮の事故や事件、良かれと思って悩んだ判断ですら、凄惨な遺体になる確率は決して低くない。火葬を待機する間であっても、遺体の最期の姿は、否応なく遺族の目に晒されることになる。
人を選ぶ内容ですが『死生観』を問う貴重な作品だと思います。運ばれてくる遺体の描写を通して、私は何度も自分自身の最後を想像させられました。
いつ訪れるかわからないその瞬間、自分はどのような生き方を望むのか。
この小説を通して、今一度、自分の本音と向き合ってみてはいかがでしょうか?
【第19回 小説現代長編小説新人賞受賞作】
| 紹介者 |
北斗八星
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|---|---|
| 書名 | アフターブルー |
| 著者名 | |
| 分野 |
近代小説.物語
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| 蔵書検索 | |
| 所在 |
3F和書
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| 請求番号 |
913.6/A
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