図書館員のおすすめ本
君のクイズ
紹介文
『これからのテレビ業界はクイズ番組が生き残るだろう。』という言葉を残し、テレビ業界を去った芸能人の言葉どおり、クイズ番組が目まぐるしく変化した。
2022年に出版された本書では、クイズ王の思考回路が疑似体験できる、まさにクイズ哲学書と言えます。 物語は、勝ち抜き形式の生放送クイズ番組「Q-1グランプリ」。勝ち残った主人公・三島玲央、対戦相手は戦略的な思考、言語化能力を併せ持つ、記憶力抜群の本庄絆。白熱する最終問題で予期せぬ事態。イカさまなのか?テクニックなのか?賞金1千万円の行方は?一つずつその謎を解き明かそうとするシーンは、黒澤明監督の「羅生門」を見ているかのように視点の置き方ひとつで謎がさらに深まります。まさに真相は「藪の中」。
なによりも冒頭の一行、クイズ番組の出題文としてもおかしくない名句として印象に残ります。
| 紹介者 |
しまふくろう
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|---|---|
| 書名 | 君のクイズ |
| 著者名 | |
| 分野 |
近代小説.物語
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| 蔵書検索 | |
| 所在 |
3F和書
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| 請求番号 |
913.6/O
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