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嘘と正典

紹介文

 この作品、時間や歴史の可塑性、父と子の記憶、文化の変容といった多様な主題を、異なる角度から描き出したSF短編集です。 
 『魔術師』:タイムマシン&マジックの重厚なシーンは、TRICKの(山田奈緒子演じる仲間由紀恵さんや、その父山田剛三演じる岡田眞澄さん)のシリアスシーンを思い出させます。『ひとすじの光』:競馬好き、『時の扉』:歴史好き、『ムジカ・ムンダーナ』:音楽好き、『最後の不良』:カルチャー好きの方々には、より興味深い内容となっています。
 そして、壮大な時間軸に翻弄され、歴史の歪みの連鎖を鮮やかに浮かび上がらせる『嘘と正典』。『革命道中♪』の歌い出しのように、ただただ圧倒されます。経済学者のこぼれ話などを挟んでくるところも二度、三度と唸らされます。

紹介者
しまふくろう
書名 嘘と正典
著者名
小川 哲
分野
近代小説.物語
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所在
3F和書
請求番号
913.6/O