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謎の香りはパン屋から

紹介文

2025年(第23回)「このミステリーがすごい!」大賞受賞作、日常のミステリーにパンの香りを添えた、温もりあふれる一冊です。
 舞台はパン屋「ノスティモ」。漫画家志望の女子大生・市倉小春が日常の中で起こる小さな謎を解いていく、五章からなる連作短編です。パンを作り、食べ、人と関わる何気ない日常系ミステリーが細やかに描かれます。派手なトリックはありませんが、読み進めると心がほぐれ、謎が解けた後に訪れる癒やしが、クセになる心地良さがあります。登場人物の関係性や、夢を応援する優しい眼差しも印象的で、児童文学的な親しみやすさを感じさせます。すべての章を読み終えたとき、思わず「ごちそうさまでした」と言いたくなる作品、特に第四章「さよならチョココロネ」の食べ方には強く心を動かされました。
 待望の続編「謎の香りはパン屋から2」は、202648日に発売されています。

紹介者
しまふくろう
書名 謎の香りはパン屋から
著者名
土屋うさぎ
分野
近代小説.物語
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所在
3F和書
請求番号
913.6/T