図書館員のおすすめ本
珈琲怪談
紹介文
「夏の風習」と言えば、一昔前は「怪談話」というように感じていましたが、最近では季節に関係なく「怪談話」が語られ、話の巧みさや、「アッ」と驚く話の急展開を競う、魅力的なテレビ番組も登場しています。『さて、話はここからなんですが、、、、、』
この作品、何気ない会話のなかに、ふっと忍び寄る恐さ、思わず背筋が冷たくなるような感覚が交錯します。さらに、怖い映画や謎めいた漫画の話題も数多く織り交ぜられ、読者を飽きさせません。
恩田陸さんの待望の塚崎多聞シリーズの第3弾です。多聞、尾上、水島、黒田の四人が喫茶店をはしごしながら語り合う「怪談話」、一見ホラーかと思いきや、「それ、怪談か?」と笑いを誘う、ゆる~いおじさんたちのトークもあり、なんともクセになります。思わず登場人物と一緒に「それ、怪談か?」って、読みながらツッコミを入れてしまいます。数あるエピソードのなかでも、ひときわ寒さを感じたのが“木刀”の一篇。その一節は読み手の胸に深く刻まれ、いつまでも離れません。「怪談話」と「雑談」がお好きな方にぜひ手に取っていただきたい一冊です。
| 紹介者 |
しまふくろう
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|---|---|
| 書名 | 珈琲怪談 |
| 著者名 | |
| 分野 |
近代小説.物語
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| 蔵書検索 | |
| 所在 |
3F和書
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| 請求番号 |
913.6/O
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