「DAYS JAPAN」、「週刊金曜日」、「創（つくる）」という総記及び共通分野の雑誌架に排架されている雑誌には、他の雑誌には当たり前の大企業やその関連連企業の広告が掲載されていません。民主主義や人権を守る、差別や貧困を無くす、権力に迎合せず監視するなどジャーナリズムの役割を果たすために政治大国や大企業、大手メディア相手でも批判の手を緩めません。そんな雑誌に広告は出しませんので、貴重な広告料収入が見込めません。そのため財政状態は潤沢ではなく、読者の購読料に支えられていて、さらに募金を呼びかけたりもしています。
　マスコミ報道が作る大多数の世論は、冤罪の主張を無視し、権利がないのに裁いて悪者にし、人生を狂わせることもあります。裁判中に正当に保障された弁護活動が脅かされていても沈黙することもあります。権力を持たない弱者や尊重されるべき少数者を守るという民主主義のために複眼的に物事を視ることや、批判的に考えることなどは欠かせません。
　「DAYS JAPAN」では、斎藤美奈子氏のコラム「OUTLOOK」をお見逃しなく。
　「週刊金曜日」では、複数の編集委員それぞれの個性が表れています。
　「創（つくる）」では、メディアによる人権侵害と闘っています。