図書館員のおすすめ本
坂東眞理子の「わたし」磨きの名言集 : 幸せになる知恵を贈る
紹介文
あの『女性の品格』の坂東眞理子さんの著書です。 「仕事」、「結婚」、「子育て」、「恋愛」、「別離」、「自分へ」の6章からなります。 女性が人生において、絶望したり、迷いや不安で胸がいっぱいになったとき、長い歴史の中で語り継がれてきた珠玉の言葉に癒しと慰めを得ることができます。 例えば、結婚の章で、「習慣や人生観の違いなど相手のアラが見えてきた」時には、孔子の『孔子家語』に収録されている名言「人と交わるには、その長を推して、その短を違つ。故に能く久し」現代語訳では「人と付き合うときに、相手の長所だけを見て短所は見ないようにする。そうすれば長続きする。」(本文より)とあります。 また、自分への章では「先のことばかり考えて不安を募らせない」ために、『新訳聖書』マタイによる福音書で、「だからあすのことを思いわずらうな。あすのことはあす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。」(本文より)と、今を大切に精一杯生きることが肝心と書いています。 この本は、女性はもちろん男性にも、人生の壁にぶつかったときに、名言に接してもっとポジティブになってほしいと願ってお薦めします。
紹介者 |
さくらんぼ
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書名 | 坂東眞理子の「わたし」磨きの名言集 : 幸せになる知恵を贈る |
著者名 | |
分野 |
人生訓
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蔵書検索 | |
所在 |
3F和書
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請求番号 |
159.6/B
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