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犬 : クラフト・エヴィング商会プレゼンツ
紹介文
さかのぼること五十年前。川端康成を初めとした名立たる作家たちが、「犬」への思いを持ちよった一冊『犬』が出版されました。 そして、五十年の月日が流れ『犬』はクラフト・エヴィング商會の手により新たに生まれ変わりました。古くて新しい『犬:クラフト・エヴィング商會プレゼンツ』の誕生です。 小説や随筆の中に書かれた古き良き時代の犬達。彼らは決して人ではない、「犬」である。近頃の犬のように服を着せられたりすることもなければ、スノーボードもさせられない。しかし、犬であっても「家族」であり大切な「友達」。それが本来の人と犬の関係ではないでしょうか? 本能に従い生きる犬、美食家の犬、小さな女の子の子分になった犬、居候を抱えた犬・・・。 そんな犬達をこの本のマスコット的存在「ゆっくり犬」(本名不明)が私達に紹介してくれます。 おしゃれでなんだか愛らしい本。でも姿に似合わず大きな力を秘めた本。是非ご一読あれ。
紹介者 |
幽玄
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書名 | 犬 : クラフト・エヴィング商会プレゼンツ |
著者名 | |
分野 |
作品集
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蔵書検索 | |
所在 |
3F和書
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請求番号 |
914.68/I
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