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サーカスの犬

紹介文

 「バルトラング」。  それは、サーカスのテントを守る裏方の人々。  ちょっと乱暴で、ちょっと幼稚、アウトローな彼らを、世間の人は「はみだし者」という。彼らは目の前にある生活を受け入れ、仲間と笑いあい、飲んだくれながらも一生懸命働き、互いに孤独を癒す日々を送る。  そんなある日、グレーの毛並みに靴下を履いたような白い足先をした一匹の子犬がテントに迷い込んできた。子犬は「シェパ」と名づけられ、みんなの犬になった。そしてシェパが彼らの運命を大きく動かす。シェパは、サーカス界で「マスター」と呼ばれる天才犬だったのだ!  彼らは、シェパを中心に自分達のサーカスを作ることを決意する。裏方だった彼らがシェパと一緒に光を浴びるのだ。「俺達のサーカスを作ろう!!」。シェパと男達の熱い夢の物語。  シェパの最高芸「ぐにゃぐにゃ」とは?? 各章に描かれた可愛らしいシェパの絵にも注目!

紹介者
幽玄
書名 サーカスの犬
著者名
リュドヴィック・ルーボディ
分野
近代小説
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所在
3F和書
請求番号
953.7/R