浴衣を着て夜空の花火を眺めるとき・・・ 　温泉で畳の上に寝転んだとき・・・ 　そんな時々に感じる心地よさ、それは私たち日本人が「和」を愛する心ではないでしょうか？そんな「和を愛する心」を相手に伝え、相手の心をも心地よくする「和を贈る（送る）」という文化が日本にはあります。 「道ばたのたんぽぽに、春を見ました･･･」といった季節のことばから始まる「手紙」。 お年玉や心付けをいれる「ぽち袋」。 そして、贈り物を和紙で包む日本の伝統礼法「折方（おりがた）」。 この本にはこの他にも、日本人でありながら知らない日本の素晴らしい伝統文化の数々がわかりやすく、そしてかわいらしく収められています。 「和」ということばには、「日本風」という意味の他に「おだやかなこと・なごやかなこと」「仲良くすること」「調和」という意味もあるそうです（広辞苑より）。 毎日の生活に、「和」のテイストをさりげなく取り入れる･･･それは、古くてどこか新しい、女の子のとっておきのおしゃれではないでしょうか？ 「和」を楽しみ、私たちの奥底に眠る「和のこころ」を呼び覚ましてみませんか？