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Bolero:世界でいちばん幸せな屋上

紹介文

 一人(一匹?)で散歩に行き、ふらっと帰ってくるきままな存在、猫ちゃんたち。  彼らは、私たちの知らないどこへ行き、どんな時間を過ごしているのでしょうか?  そんな疑問をもった小学生の女の子・吉田音(おん)ちゃんと学者の円田(つぶらだ)さんは、円田さんちの黒猫「シンク」が散歩から持ち帰るさまざまなお土産をヒントに、「シンク」の行動を推理します。名付けて二人は「ミルリトン探偵局」(名前の由来は姉妹本「Think : 夜に猫が身をひそめるところ」をご覧ください)。 でも、二人の推理はいつもどこか検討違い。本当のことは「シンク」のみぞ知る…。 「シンク」は、本当はどんなときを過ごしたのでしょうか?時間を超え、空間を超え、「シンク」はまったく異なった人生を送るさまざまな人々を結びつけます。一見まったく関係のないように見えるいくつかのストーリー。そしてそれらがぴったりと結びついたとき、そこには「世界でいちばん幸せな屋上」が見えてくることでしょう。  この本にはたくさんの写真も納められています。「シンク」の数々のお土産、「シンク」が見た風景。「シンク」や音ちゃん、円田さんの目線でそれらの写真もお楽しみ下さい。

紹介者
幽玄
書名 Bolero:世界でいちばん幸せな屋上
著者名
吉田音
分野
小説
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所在
3F和書
請求番号
913.6/Y-2