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ごきげん!ひとり暮らしの本

紹介文

 この春から、ひとり暮らしを始めた方・・・新生活はいかがでしょうか?  自由きままな毎日をすっかり満喫している方もいれば、何から何まで自分でやらなくてはいけない生活に、両親への感謝の念を抱きつつもうんざりし始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?でも、せっかく始めたひとり暮らし、楽しい毎日にしたいですよね?そんな時、この『ごきげん!ひとり暮らしの本』を開くと、ひとり暮らしを楽しむヒントがたくさん詰まっています。  物へのこだわりが強く、大好きな物に囲まれて日々の生活を送ることで一人暮らしを満喫している著者。朝は「ドイツ製の強烈ミントの歯磨き粉」で目を覚ます。プラスチックが大嫌いだからトイレの便座は木製に変えちゃった。夏には、本体の中骨と持ち手が竹製の江戸うちわと簾で風情を楽しみ暑さを忘れる。食器は骨董市でお気に入りの一品を熱心に探す。お風呂タイムは木製の手桶・洗面器を使いコロンコロンという木の音を楽しむ。病気の時は富山の薬が強い味方・・・。そんな作者の物へのこだわりが作者自身による温かみのある挿絵とともにつづられています。思わずまねをしてみたくなる。まねをしてみたら楽しくなる。自分オリジナルな楽しみを発見する・・・皆さんのひとり暮らしもきっと彩りのあるものに変わっていくことでしょう。

紹介者
幽玄
書名 ごきげん!ひとり暮らしの本
著者名
平野恵理子
分野
エッセイ
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所在
3F和書
請求番号
590.4/H