メインコンテンツに移動
おすすめ本

図書館員のおすすめ本

実行力不全 : なぜ知識を行動に活かせないのか

紹介文

 「COURRIER JAPON」という雑誌の記事に紹介されていたのが、出合ったきっかけ。実際に本書を読むと、共感の連続であった。  この本は、4年間にわたる企業調査から、知識と行動のギャップが生まれる要因を的確に指摘し、どうすれば行動が起こせるのかという課題に対して、明確なガイドラインを示している。全米でもロングセラーとなった理由も頷ける。  目次の一部を紹介すると、「1 知識は実行してこそ価値がある」「2 言葉を行動と錯覚してはいないか?」「3 前例が思考を妨げる」「4 恐怖心が行動をはばむ」と続き、最後にはこう述べている。『経験はいつでも最良の師である』と。  人はどこかに必ず甘えの精神がある。しかし、物事の本質に正面から向き合い、長い目で考えてカイゼンしたいと思うなら、やることは一つしかない。変化を恐れず、今こそ“実行”するしかない。気持ちを新たにした一冊であった。 

紹介者
ジロー
書名 実行力不全 : なぜ知識を行動に活かせないのか
著者名
ジェフリー・フェファー, ロバート・I・.サットン
分野
経営管理
蔵書検索 検索
所在
3階和書
請求番号
336 / P