先生のおすすめ本
A walk to remember
紹介文
(再掲載:2006年11月掲載) 著者は、数々の人気小説の作者であり、「メッセージ イン ア ボトル(Message in a bottle)」などのような作品は、すでに映画化されている。この「A Walk to Remember 」は、たまたま映画を見てとても感動したことがきっかけで、空港の書店で見つけた時はすぐに買い求めた。退屈な待ち時間も、この本一冊ですごく充実したものとなった。翻訳本は「奇跡を信じて」としてすでに発行されており、この本も評判はいいらしい。 これは、ある男性の17歳の時の回想から始まる。17歳、いつも友達と行動し、まだまだ責任感のない普通の高校生Landonの生活は、信仰の厚いJamieとの出会いで変わっていく。クリスマス劇での共演を通して、二人の信頼しあう気持ちと、その流れがうまく時にユーモラスに描かれている。Jamieの信仰心と彼女を取り巻く人々に対する愛情に、すべての人が魅了されてしまう。主役のLandonもその一人で、彼がどんどん変わっていくのが面白い。ついに彼が本当の愛を見つけ告白することになるが、そこには避けられない現実が待っていた。Landonは、「miracle (奇跡)」を信じ続けたが、彼が最後に手にした「奇跡」の意味は何なのか、ぜひ、この本を読んで見つけて欲しい。 全ての人に感動を与える純愛物語であり、すごく読みやすく書かれているので、「英語で何か読んでみたい」と考えている人にはお勧めです。この秋にゆっくり読書を!
紹介者 |
森越京子先生
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所属学部 |
短期大学部
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書名 | A walk to remember |
著者名 | |
分野 |
英米文学
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蔵書検索 | |
所在 |
1F一般図書
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請求番号 |
933.7/Sp
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