先生のおすすめ本
ぼくを探しに ,ビッグ・オーとの出会い
紹介文
絵本を推薦するのはちょっと気が引けます.でも興味を持ったら一度手にして欲しい本なのです.\\\"The missing piece(邦題「ぼくを探しに」)\\\"とそれに続く\\\"The missing piece meets the Big O(邦題「ビッグ・オーとの出会い」)\\\".原著でもたぶん大丈夫(こちら http://www.shelsilverstein.com/indexSite.htmlで少し雰囲気が味わえます). 「どのように生きるか」.誰しもきっと一度は向き合い考えます.教科書が用意されているわけでもなく,どこかに正解が埋まってるわけでもありません.様々な状況でどのように振る舞うか悩み錯誤し,藻掻きながら自分の「生き方」を探します.苦しい時間も過ごします.考えることが面倒になることもしょっちゅうでしょう.疲れてしまったら,肩の力を抜いて大きく息を吐いて,この本を手に取ってみてください.『ただのお話』かもしれないし『よし,大丈夫!』かもしれません.何かメッセージを受け取って気分がすっきりしたらそれで十分.たくさんのメッセージを受け取ったら,思う存分想いを巡らすのも良いでしょう(但し,余計に疲れないように注意して). この本に出会ったのは皆さんとちょうど同じ時期,学生時代でした.人の生き方,そしてそれを支える「心理学」への興味を強く意識し始めたのもその頃です.「どのように生きるか」,その答えはまだ見つかりません.でも頁を開く度に勇気と新しい手がかりを貰っています(特に\\\"The missing piece meets the Big O\\\"がお気に入りです).
紹介者 |
石川悟先生
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所属学部 |
文学部
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書名 | ぼくを探しに ,ビッグ・オーとの出会い |
著者名 | |
分野 |
英米文学
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蔵書検索 | |
所在 |
3F和書
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請求番号 |
931/S-[1] ,931/S-[2]
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