図書館員のおすすめ本
涙の数だけ大きくなれる! : 明日を生きる「自分へのメッセージ」
紹介文
日々の生活や仕事をしている中で嫌々「何かをやらなければいけない」「続けなければいけない」って時がありませんか?誰しもが日々のこういったストレスと闘いながら、(時には投げ出すなどして)過ごしているのだと思います。 しかし、やることは同じでも、心の持ちようで結果は大きく違ってきます。 『ある青年の仕事は物流の仕分け作業。毎日ひたすらお届け先の仕分けをするのが仕事です。青年は、当初本部の管理機能の仕事に魅力を感じて入社しましたが、現実とのギャップに苦悩します。 「こんな仕事はもうやりたくない…。」 そんな彼に著者はこう言います。 「君は誰かにプレゼントを贈ったことがあるかい?それは、相手の笑顔を思って送るものじゃないか?その荷物は単なる商品ではなく、送り手の愛が込められた「心」だ。 気づかないかい?君が仕分けをしてくれるから、その思いが相手に届き、喜びが生まれるんだよ。君は人の喜びを作り出している素敵な仕事をやっているんだ。それに気付いてほしいな。」』(本書一部抜粋p82~84) 人間は、誰かの為に力を出すときに最も力を発揮するものです。とても嫌な事でも、もしかすると他人を幸せにしているかもしれない、そう考えると気持ちが楽になりませんか? 当たり前の日常に嫌気が差している人にはぜひ読んでほしい一冊です。
紹介者 |
ふとっちょ
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書名 | 涙の数だけ大きくなれる! : 明日を生きる「自分へのメッセージ」 |
著者名 | |
分野 |
人生訓
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蔵書検索 | |
所在 |
3F和書
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請求番号 |
159/K
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