図書館員のおすすめ本
スキッピング・クリスマス
紹介文
アメリカの法律の世界を舞台にした映画『ペリカン文書』『評決のとき』等の原作者として知られるジョン・グリシャムが書いた、珍しいクリスマスのホームコメディ。 主人公ルーサーが住むヘムロック・ストリートは、クリスマスになると最優秀クリスマス・デコレーション賞を目指し、すべての家の屋根に雪だるまの電飾が輝くなど、きらびやかなイルミネーションに包まれる。年に一度のクリスマスのために一致団結。通りをあげての大騒ぎ! このバカ騒ぎにすっかり嫌気のさしたルーサーは、クリスマスをすっぽかす(スキップする)計画を立てた。クリスマスから逃げ出し、妻と二人で南の国へ豪華客船の旅に出るのだ。 しかし、この計画に通り中の人々が反感を持ったからさあ大変。昨日まで、仲良く近所づきあいをしていた人々からの、想像を絶する非難・苦情・嫌がらせ・嘲りそして少しの嫉妬の嵐。 それでも、ルーサーと妻のノーラは、歯を食いしばり、南の国のリゾートビーチを夢見て耐え抜いた。もう少しで、クリスマスの喧騒を逃れ、幸せなひとときがやってくる。 ところが、あと一歩のところで、二人は最大のピンチを迎える。二人を襲ったどんでん返しの先には、二人が想像もしなかったさらなる「大どんでん返し」が待っていた。それは、南の国よりも暖かく、そしてリゾートビーチよりもはるかに幸せなできごとだった・・・。
紹介者 |
幽玄
|
---|---|
書名 | スキッピング・クリスマス |
著者名 | |
分野 |
20世紀小説
|
蔵書検索 | |
所在 |
閉架(CS184525)
|
請求番号 |
933.7/G
|