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図書館員のおすすめ本

音読力 : 読み間違う日本語の罠99

紹介文

 読書は普通、「黙読」です。  目で字を読むことは簡単で、実は読めない漢字をスルーしても、話の筋はだいたいわかるものです。しかし、読み方がわからなければ、自分自身がその言葉を使うことができません。使わなければそれで済みますが、それが社会人としては常識的な言葉や漢字だったりすると問題です。語彙が少ない、間違った読み方をするというのは「読書力が足りない人」、「教養のない人」と見られてしまいます。  「これはこう読むのか!今まで間違って読んでいた…(汗)」という経験は誰にでも少なからずあるでしょう。自分で気が付いたのなら幸いですが、間違った読み方、使い方をして会話をしても、相手は意外とそれを指摘してはくれません。「変なこと言ってる…」と思ってもなかなか教えづらいものです。と、いうことは自分で日本語力を磨くしかありません。それには声にして読む、つまり「音読」が早道。  この本は、「読み間違えやすい漢字」、「読めない漢字」、「意味がわからない漢字」を音読したい名文で解説しています。是非、声を大にして読んでみてください。

紹介者
くちびる山
書名 音読力 : 読み間違う日本語の罠99
著者名
山口謠司
分野
音声、音韻、文字
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所在
3F和書
請求番号
811.2/Y