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辞書引きの楽しみ方

紹介文

 私は辞書が好きです。漢和辞典も、英和辞典も、英英辞典(これはめったに引きませんが)も好きですが、何よりも国語辞典が好きなのです。なぜ、国語辞典が好きなのかといいますと、わからない単語を引いて、言葉の意味を知ると、またひとつ世界を捉える枠組みを手に入れることができるからです。
 それでは今回、担当が持っている国語辞典を簡単に紹介してみたいと思います。
 私は広辞苑、新明解国語辞典、例解新国語辞典、くもんの学習国語辞典と4つの国語辞典を所有しています。いずれも大変特徴的です。
 まず、広辞苑はその重厚な見た目からも想像できるように、何よりも誇れるものはその圧倒的収録語数です。そして解説が大変シンプル。難しい言葉に出くわしたときに、百人力です。
 また、例解新国語辞典も解説がシンプルな辞書です。普段何気なく使っている日常的な言葉をわかりやすく、丁寧に解説している辞書で、担当のお気に入りです。一方、例解新国語辞典は遊び心といいましょうか、解説が大変面白いのです。感覚に訴えかけるような解説が持ち味です。
 最後のくもんの学習国語辞典は小学生向けの学習辞典です。収録語数は他の辞書ほど入っていませんが、子どもがよりよく理解できるように、簡単なことばだけで解説がなされています。
 同じ言葉を説明するにしても、それぞれの辞書での解説の仕方は結構違ったりします。そういった比較をしてみると面白いですよ。
 そんな国語辞典を作る過程を描いた、有名な作品はこちら!読後に辞書を引きたくなること間違いなし!
→『舟を編む』三浦しをん著、913.6/M

紹介者
のずみ
書名
舟を編む
著者名
三浦しをん
分野
小説
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所在
3F一般図書
請求番号
913.6/M