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思考の整理学

紹介文

 1983年に刊行された『思考の整理学』は、著者自らが経験したことを元に書かれた学術エッセイである。約36年にわたって読み継がれてきた中で、2008年に東大・京大の生協書籍販売ランキングで一位を獲得し、「東大・京大生に一番読まれた本」として一躍有名になった。
 著者は当作の中で、『学校は先生と教科書に引っ張ってもらいはじめて飛ぶことのできる人を養成するグライダー訓練所である』とした上で、『世の中は、受け身なグライダー人間を必要としているのではなく、自ら考え行動できる飛行機人間を必要としている』と主張していた。
 現代では、昔以上に世の中に情報が溢れかえり、受け身の姿勢でも情報が得られてしまう。こんな時代だからこそ、著者が30年以上前から述べているように、「本当に必要な情報以外は捨てること」、「メモを取ること」を通した『思考の整理』を行い、自ら考えられる『飛行機人間』を目指すことが必要なのではないだろうか。
昭和、平成、令和と時代を超えて読み継がれている『思考の整理学』。皆さんもこの作品を読んで、自ら考えられる『飛行機人間』になってみませんか?

紹介者
メガネBoy
書名 思考の整理学
著者名
外山 滋比古
分野
思考
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所在
2F文庫新書/ちくま文庫
請求記号
141.5/T