図書館員のおすすめ本
よむよむかたる
紹介文
授業中に声を出して本を読む機会はありましたが、当時の私は漢字を読み間違えないことばかりに気を取られ、物語の内容そのものに深く向き合えていなかったように思います。
本書では、読書会に集う人々が同じ物語を読み、語り合うことで、一冊の本が思いもよらない広がりを見せていきます。それぞれが心に留めた言葉や感じ方を共有することで、新たな発見や気づきが生まれ、本の世界がより豊かに深まっていく様子が印象的でした。
物語の舞台は小樽です。読書会のネーミングも人生の山なみが重ねられており、作品の雰囲気によく合っています。読書会に集う個性豊かな人々のやり取りも魅力的で、まるで喫茶店で交わされる会話が聞こえてくるかのようです。また、著者の朝倉さんらしく北海道弁がふんだんに使われており、“どさんこ”に馴染みのある空気感や土地の温もりが伝わってきます。
| 紹介者 | |
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| 書名 | よむよむかたる |
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