北星学園大学図書館ボランティア団体「HONTAN」のインスタが起ちあがりました。
活動の様子やイベントなどの情報をお知らせします。
棋士の世界、作者のドライな眼差し、研ぎ澄まされた言葉。
冒頭から一気に物語へ引き込まれ、没入感が半端ないです。夢を追う者と、夢を捨てた者——どちらも救われず、それでも互いに寄り掛かりあう姿、友情を超えた切なさを感じます。
芝の章/勝てない焦りや努力が報われない苦しみ、絶望、容赦なく胸を締めつけます。
大島の章/悩み抜いた決断なのに、将棋から解放されない姿が痛々しい。
奨励会の過酷さ、人生を捧げたその先に残る痛み、生傷だらけのむき出しの青春を真正面から描いた作品。荒削りな、それでも勢いを感じさせる、心に突き刺さる一冊です。
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| 書名 | おまえレベルの話はしてない |
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新しい「としょかんニュース(No.324 ★2026 Spring)」
が発行されました。以下の内容が掲載されております。
・図書館ボランティア「HONTAN」のお知らせ
・開館日程について
・マイライブラリの活用について
・他
永遠に続くベルトコンベア作業。同じ作業の繰り返しのなかで、主人公は自らの意識の置き場所を思い浮かべます。
霧に閉ざされたベルトコンベア作業を舞台に、果てしなく流れる箱を仕分け続ける日常を描いた世界は、湿り気を帯び、暗く重く、空想と現実が反復し続けます。単純作業が思考を摩耗させ、個人の境界線が徐々に浸食され、視点の揺らぎが文体へと刻み込まれていきます。流れ作業が同じリズムへ収束していく錯覚を覚え始めた瞬間、働く意味すら霧散し、倦怠のなかで、雨と汗の匂いが立ち上る生々しさを感じました。これは労働小説なのか、それとも幻想小説なのか、多様な解釈ができる作者の筆致に魅了されました。
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| 書名 | BOXBOXBOXBOX |
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『蜜蜂と遠雷』で演奏表現を文学に落とし込んだ作者の恩田陸さん。本作『spring』では、バレエの身体芸術を、文学で、読者に体感させます。作中に幾層にも織り込まれる「映画」、「文学」を物語の深層に落とし込み、優雅さと苛烈さがせめぎ合うバレエの世界を揺さぶり続けます。「2001年宇宙の旅」(2001: A Space Odyssey)原作アーサー・C・クラーク、製作・監督スタンリー・キューブリックを起点に、「スター・ウォーズ」、「蜘蛛女のキス」、「溝口健二」、「1984年」、さらには「遠野物語」などへと芸術の糸が張り巡らされ、映像と思考、身体と言語が指の先まで行き交います。
| 紹介者 | |
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| 書名 | Spring |
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