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聴導犬のなみだ

紹介文

 今年は戌年ということで、「犬」に関連する本をご紹介します。
 聴導犬の活躍を目にしたことがあるでしょうか。「聴導犬」が認定された当初は、家庭内での生活音、例えば玄関チャイムの音や目覚ましのアラーム音を知らせるために活躍していました。現在では、聴導犬と一緒に外出することを望む利用者が増え、彼らは外出先での対応(後方からの車等のお知らせ等)が要求されるようになりました。そのためには、エレベーターや電車にも一緒に乗らなければいけません。聴導犬にとっては、得体の知れないものに乗るという恐怖に慣れなければいけないという困難があります。訓練を行っても、聴導犬と認められるのはごくわずか。この本には、そんな難関を突破した聴導犬と訓練士、利用者のお話が書かれています。
 聴導犬の活躍により、利用者が今まで以上に外で活動できるようになり良い効果がありました。しかし、その一方で、目が見えているのになぜ犬を連れてお店に来るのだと来店拒否をされることも事実です。現在は障害者差別解消法が施行されたため、上記のようなことは解消されたかもしれません。しかし、聴導犬の活躍を知ることでより理解を深められるかと思います。ぜひ読んでみてください。

紹介者
ロディ
書名 聴導犬のなみだ
著者名
野中 圭一郎
分野
障害者福祉
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所在
3F 和書
請求記号
369.276/N