深夜、トイレに起き上がり用を足した直後、めまいと吐き気に襲われた。そのまま便座に座って安静にすればよかったのに、反射的に立ち上がってしまい、そこで記憶が途切れた。次に意識を取り戻したのは、おそらく二十分後。左の鼻から血が垂れ、体は動かず、目だけが動いた。天井からの眩しい光、床に広がる鼻血——まるで映画のワンシーン。記憶の断片をつなぎ合わせながら、私はふと思っていた。
「読みかけの『YABUNONAKA』を、読み終わりたい、、、、」
本作品は、加害者、被害者、関係者が複数の視点から語る物語。めまぐるしく視点が切り替わる現代版『藪の中』であり、圧倒的な言語化力によって、言葉が容赦なく思考に流れ込んできます。「読み切らずして、このままでは終われない。」金原ひとみの筆力に、命を掴まれるような一冊です。
| 紹介者 | |
|---|---|
| 書名 | YABUNONAKA:ヤブノナカ |
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2025年度の修士論文が閲覧できるようになりました。 利用を希望する学生は、 「 卒業論文閲覧申込票」に必要事項を記入の上、「学生証」を添えてカウンター職員にお渡しください。
葬儀会社に就職した東雲は、彼らの処置に深く心を奪われ、厳しい研修に身を投じていく──そこは、激しく損傷した遺体を、生前の面影へと近づける「特殊復元処置衛生課」。
本書では、さまざまな遺体と向き合うなかで、自身の迷いや恐れに直面していく納棺師たちの姿が描かれる。不慮の事故や事件、良かれと思って悩んだ判断ですら、凄惨な遺体になる確率は決して低くない。火葬を待機する間であっても、遺体の最期の姿は、否応なく遺族の目に晒されることになる。
人を選ぶ内容ですが『死生観』を問う貴重な作品だと思います。運ばれてくる遺体の描写を通して、私は何度も自分自身の最後を想像させられました。
いつ訪れるかわからないその瞬間、自分はどのような生き方を望むのか。
この小説を通して、今一度、自分の本音と向き合ってみてはいかがでしょうか?
【第19回 小説現代長編小説新人賞受賞作】
| 紹介者 | |
|---|---|
| 書名 | アフターブルー |
| 著者名 | |
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| 所在 | |
| 請求番号 |
各利用者(非常勤講師、元専任教職員、学外利用者、高校生)の【利用案内】のpdfをホームページ上に
アップしておりますので、ご覧ください。
また、学外利用者が申込時に記入する【利用許可願】も上記のページにアップしております。事前にご記
入いただく場合は、1-2ページを両面印刷した上で、ご記入願います。
学外利用者の皆さまへ(今年度は3月28日(土)までの利用となります)
★一般の学外利用者
3月30日(月)から4月20日(月)まで、利用(入館、貸出)できません。4月21日(火)から利用再開(手続き開始)
となります。以下、ご持参の上、来館下さい。
・更新の場合は、現利用者カードと身分証明書(現住所の分かる公的な証明書)
・初めて利用(登録)する場合は、身分証明書(現住所の分かる公的な証明書)と証明写真(縦4cm×横3cm)
一人になりたい感情、幸福を願う気持ち、昔を振り返る瞬間など、心の揺れを、短い語彙、擬音、リズムで表現し、“生きる力”を照らし出します。救われた一瞬を切り抜き、その“かすかな光”を読者にも分け与えながら、次は違う景色を一緒に“見に行こうよ”と呼びかけているようです。
読み進めるうち、作者とともに、一緒にブランコを漕ぎ、ジャングルジムに登り、子どもの頃に夢中で遊んだあの瞬間を共有させてくれます。気づけば大人の感情を持ち合わせる作者の姿をありのままに見つめていました。
私が特に好きなのが、「回転寿司と四人家族」、「急につめたくなるもの」のエピソード、心の奥に沁み込みました。
| 紹介者 | |
|---|---|
| 書名 | ここで唐揚げ弁当を食べないでください |
| 著者名 | |
| 分野 | |
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| 所在 | |
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北星学園大学図書館ボランティア団体「HONTAN」のインスタが起ちあがりました。
活動の様子やイベントなどの情報をお知らせします。