お知らせ

2025/06/20(金) - 11:46 「おすすめ本の世界」及び「先生のおすすめ本」の募集

「図書の利用活性化」を目的として、利用者皆さまからのおすすめ本の投稿を募集します。
例えば、図書を利用して感動を分かり合いたい、勉強に役立つなど、ちょっとしたささやきでも受け付けます。
本を読みたいけど何を読んだらよいかと迷っている方へのメッセージでもOKです。
 また、本学教員のおすすめ本を紹介するコーナーもあり、同様に募集します。
 図書館ホームページの以下のリンクから投稿ください。

おすすめ本

HONTANのおすすめ本

華氏451度

紹介文

 僕はレイ・ブラッドベリさんによる「華氏451度」をお薦めさせて頂きます。
 本作品は本を読むことすらおろか本を所有することさえ罪に問われる知識を蓄えること、思想を持つことが統制された未来の社会を舞台にしています。主人公は本を探し焼却する消防士の仕事をして生活していますが、ある日17歳の少女と出会うことで彼の価値観が揺らぎ始めます。さらに、ある事件をきっかけに自分自身の仕事や思想を統制する社会に疑問を持ち始めます。この作品を読んでいると進んでも先が見えない霧の中を彷徨っているようなそんな気分になるのですが、そんなディストピア的な舞台でしか感じられない緊張感や不穏さも魅力の一つだと思います。一見、現在私たちが生活する世界とは異なる世界線の舞台のように感じますが、メディアによる思想の統制、あたりまえの現実に皆が疑問を持たず無関心でいること、それはもしかすると私たちの未来なのかもしれません。

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おすすめ本

図書館員のおすすめ本

遠い山なみの光

紹介文

この作品は会話シーンだけで映像をイメージさせます。私が受けた印象は、例えば、緒方さんが話し出すと小津監督*1の映像、万里子が話し出すと溝口監督*2、二郎が話し出すと黒澤監督*3のような映像が目まぐるしく交差するイメージを受けました。特に「万里子」と「悦子」の縄のシーンは、「会話」のみで全ての映像がフラッシュバックするかのような強烈な印象でした。物語の舞台は長崎とイギリス、そして悦子の曖昧な記憶。悔やみ、慰め、改心、そして歪みの渦が巻きつきます。本館所蔵『カズオ・イシグロと日本』930.278/Iでは、世界各国の研究家たちが「イシグロと日本」というテーマでイシグロ氏の奥に潜む日本を見つめています。アーカイヴ資料やイシグロ氏が書き留めた資料には日本の映画監督の記録もありとても興味深いです。

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書名 遠い山なみの光
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おすすめ本

展示

WEB展示「HONTAN POP特集③」

展示ポスター
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HONTAN  POP特集③

 今回は、POP特集の第三回目です。北星学園大学図書館 学生ボランティア団体HONTAN(ホンタン)
が、昨年(2024年度)黒板展示に紹介した「テーマ:絵本」の「POP」をまとめました。
 HONTANは月1回のペースで黒板展示におすすめ本の紹介をしております。最新の紹介本は、
本館2階カウンター前の黒板展示でご覧ください。

展示資料
テーマ WEB展示「HONTAN POP特集③」
種類
展示期間
お知らせ

2025/05/15(木) - 15:42 館内閲覧後の資料の返却について(お願い)

館内で閲覧が終わった資料は、元の場所に戻さず、必ず返本台にお戻しください。
誤った場所にご自身で戻すことにより、利用に支障が出ています。
なお、貸出し手続きが済んだ資料については、図書館のカウンターに直接ご返却いただくか、
返却ボックス(ゲート前右側)や図書館棟1階入口横の返却ポストに投函ください。

おすすめ本

展示

HONTAN黒板展示『家族』

展示ポスター
紹介文

みなさんこんにちは、HONTANです!!
~HONTAN(ホンタン)とは、北星学園大学図書館で活動する学生ボランティアの組織です。
 主に図書館内で図書の展示を行っております。

今回の展示のテーマは「家族」です。
家族をテーマにして本を9冊 選びました。ぜひご覧ください。

展示資料
テーマ HONTAN黒板展示『家族』
種類
展示期間
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おすすめ本

HONTANのおすすめ本

海辺のカフカ

紹介文

 僕は村上春樹さんの「海辺のカフカ」をお薦めさせていただきます。
 15歳、田村カフカは東京都中野区から家出を決心。父親の現金、ケータイ等を盗み東京発の深夜バスを四国まで乗り進めるところから物語は進みます。ゆっくりと物語が進んでいく中で言葉に表しがたい事件が起きたりする様子が組み込まれ、夢落ちを感じさせます。17歳の頃、一度拝読させていただいていたのですが、あなたの年齢が近いほど田村カフカの感覚が生々しく感じられ、あなたが年を重ねる程、物語全体の旨さを吟味できるような本だと感じます。つまり何度でも読みたくなる。しかしお薦めしといてなんですが、少しばかり「は?」となるような本です。ですが先の見えない人生観をよく表していて、直接的な答えなどは見つかりませんが、これからの人生の曖昧な希望だけが読了後残ります。そんなこの本が好きです。何か人生に空虚さみたいなものを感じる人などは是非読んでほしい一冊です。

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お知らせ

2025/04/24(木) - 08:30 【重要】学外利用者(高校生含む)の2025年度の利用手続き等について

学外利用者の皆さまへ
一般の学外利用者(継続利用)
  
3月28日(金)から4月17日(木)まで、利用(入館、貸出)できません。4月18日(金)から利用再開となります。
  4月18日(金)以降、更新手続のため、身分証明書(現住所の分かる公的な証明書)を必ずご持参の上、来館下さい。
  なお、初めて利用(登録)する場合は、証明写真が必要(当日館内のみの利用(貸出はできない)の場合は不要)です。
高校生オープンライブラリーの利用(年度ごと新規登録)

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