この本は、８０年以上前、１９３７年に出版された戦前に書かれた生き方の指南書で、長きにわたり、いろいろなところで紹介されている本です。また、あの池上彰氏もメディア等で紹介しており、「この本は生きるために本当に大切なことはなんなのかを考えさせてくれる名著です。」（池上氏）とのこと。

　ストーリーを簡単に言えば、旧制中学に通う１５歳の少年が、日常の学校生活で起きる困難に対して、どのように向き合うかを、おじさんのアドバイスをもとに、考え、悩み、成長していく姿の物語です。特にこの中で取り上げられている「いじめ」や「差別」については、時代は関係なく、普遍的だと感じます。読む年代、境遇等により感じ方は、さまざまだと思います。どのように感じるかは、人それぞれですが、初めて読んだ時と月日を経て読み返した時では、また別の感じ方が生じ、あらためて考えさせられることがあると思います。是非、読んでみて下さい。また、昔に読んだことがある人は、あらためて読んでみてはいかがでしょうか。

　補足ですが、このタイトルで、スタジオジブリがアニメ映画（監督：宮崎駿）として、この夏公開予定のようですが、内容については明かされておりません。なお、この本が原作とはなっていないようですが、何らかの関わりがあるのでは……気になりますね。

クリスマスに大晦日と行事が続く12月。
あっという間に新しい年がはじまります。

2024年のNHK大河ドラマは、『源氏物語』の作者・紫式部が主人公です。
ドラマに先駆けて今月の展示では、平安時代の暮らしや政治、文化を学ぶことができる本を集めました。
1000年を超えて読まれ続ける文学が生まれ、日本独自の文化が育まれたこの時代。
放送が始まる前に、ぜひ平安の世界を覗いてみてください。

みなさんこんにちは、HONTANです！！
今回の黒板展示は「何度も読みたい本」です。
HONTANのメンバーが、以下の16冊の本を選びました。それぞれ感じ方は様々ですが、先ずは
一度読んでみてはいかがでしょうか。

秋は睡眠が大事な季節です。
寒さへ備える調整期間でありながら、気温の変化で体調を崩しやすく『眠たいのに眠れない』
『嫌な夢を見て目が覚めてしまう』という人も多いそう。
酷暑による疲労も蓄積しているはず。
良い睡眠のためのヒントや、寝る前のひとときをゆっくり過ごせそうな本を集めました。
しっかりと心身を休めて冬を迎えましょう。