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「地方消滅:東京一極集中が招く人口急減」
紹介文
今回紹介する本は、「地方消滅:東京一極集中が招く人口急減」です。第8回新書大賞受賞作となります。
この本の冒頭で、「このままでは896の自治体が消滅しかねない」と紹介されています。最近では、新聞やニュースなどで「消滅可能性都市」という言葉を聞いたことのある人もいると思います。簡単に説明しますと、若年層の流出やそれによる人口の減少・少子化によって存続することが出来なくなり、最終的には消滅してしまう市区町村のことを意味しています。第5章では、北海道をモデルに取り挙げられ、未来日本の縮図・北海道の地域戦略という題で述べられているため、少し身近に感じやすい人もいるかと思います。
このような本はなかなか手に取って読む人はいないかもしれません。ですが、三つほど対話篇という短くて比較的読みやすいところもあります。そこだけでも良いのでぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
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