ドラッカーの「経営者の条件」は、1966年に出版された経営学の古典です。本書でドラッカーは、エグゼクティブとは「成果をあげる人」であり、成果をあげる能力は後天的に修得できる、と述べています。なかでも組織で働く個人は成果をあげることを求められながら、成果をあげることを阻害する「4つの現実」に直面しており、成果をあげるためには「5つの習慣的な能力」を身に着ける必要がある、と説いています。
「5つの習慣的な能力」とは・・・
1. 時間を管理する→時間の浪費をみつけ排除する
2. 貢献に焦点を合わせる→組織があげるべき成果に目を向け、そこに貢献する
3. 強みを活かす→あげるべき成果に自分の強みを活かし貢献する
4. 最も重要なことに集中する→あげるべき成果に集中する
5. 成果をあげるための意思決定をする→成果をあげるべき領域を決定をする
ドラッカーの「経営者の条件」は、成果をあげたいすべての人に役立つ内容です。本書を参考にして、成果をあげるための習慣を身につけてください。
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書名 | 経営者の条件 |
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この本は、80年以上前、1937年に出版された戦前に書かれた生き方の指南書で、長きにわたり、いろいろなところで紹介されている本です。また、あの池上彰氏もメディア等で紹介しており、「この本は生きるために本当に大切なことはなんなのかを考えさせてくれる名著です。」(池上氏)とのこと。
ストーリーを簡単に言えば、旧制中学に通う15歳の少年が、日常の学校生活で起きる困難に対して、どのように向き合うかを、おじさんのアドバイスをもとに、考え、悩み、成長していく姿の物語です。特にこの中で取り上げられている「いじめ」や「差別」については、時代は関係なく、普遍的だと感じます。読む年代、境遇等により感じ方は、さまざまだと思います。どのように感じるかは、人それぞれですが、初めて読んだ時と月日を経て読み返した時では、また別の感じ方が生じ、あらためて考えさせられることがあると思います。是非、読んでみて下さい。また、昔に読んだことがある人は、あらためて読んでみてはいかがでしょうか。
補足ですが、このタイトルで、スタジオジブリがアニメ映画(監督:宮崎駿)として、この夏公開予定のようですが、内容については明かされておりません。なお、この本が原作とはなっていないようですが、何らかの関わりがあるのでは……気になりますね。
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書名 | 君たちはどう生きるか |
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特設展示【平安時代】~図書館カウンター正面のテーブルに展示中!!
2024年のNHK大河ドラマは、『源氏物語』の作者・紫式部が主人公です。
ドラマに先駆けて今月の展示では、平安時代の暮らしや政治、文化を学ぶことができる本を集めました。
詳しくは、以下のポスターのリンクをご覧ください。
今回の「HONTAN黒板展示」のテーマは、『何度も読みたい本』です!
是非皆さまご覧ください。展示資料はこちらからご覧いただけます。